頭蓋骨は以下の骨で構成されています。頭蓋骨は、脳を守る脳頭蓋、口や鼻や喉などがある内臓頭蓋に分かれます。
脳(神経)頭蓋
- 前頭骨(ぜんとうこつ、オステオパシーでは前頭骨を左右一対と考える)
- 頭頂骨(とうちょうこつ、左右一対)
- 蝶形骨(ちょうけいこつ)
- 後頭骨(こうとうこつ)
- 側頭骨(そくとうこつ、左右一対)
- 篩骨(しこつ)
内臓頭蓋
- 上顎骨(上顎骨、左右一対)
- 頬骨(きょうこつ、左右一対)
- 鋤骨(じょこつ)
- 下鼻甲介(かびこうかい、左右一対)
- 鼻骨(びこつ、左右一対)
- 口蓋骨(こうがいこつ、左右一対)
- 涙骨(るいこつ、左右一対)
- 下顎骨(かがくこつ)
骨の形、位置、神経や血管の走行を知り、更に生きた骨として考える
オステオパシーでは骨の形状、大きさ、位置などをできるだけ鮮明に、立体的に、感覚的に覚えるようにしていきます。
また、頭蓋骨に関連するパーツ、例えば神経や血管、筋肉などがどこを通るのかをオステオパシーは重視します。
そして、最も重要なのが生きた頭蓋骨は柔軟性があり、脳と共に呼吸のような動きをしているという事です。
それを手で感じ、その振幅の動きに手を同調させ、骨や脳神経を調整していきます。