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解剖学の復習

最近、自分の左肘が痛む事があり、肘を治すために色々な事を試しました。

約30年前、二十代後半のある日の夜、路上に張ってあったロープに気づかず足を取られ、前方に転倒しました。その際に反射的に手をついたのですが、その衝撃が肘に行き、肘にヒビが入ったんです。最初は捻挫のようになったのかと思ったのですが、痛みがどんどんひどくなっていき、肘に熱感が出てきました。


その夜、肘にひどい灼熱感と痛みが出て、なんとしても冷やしたくなり、水道水を流してそこに肘を入れて流水で冷やしました。
そうしたらあっという間に灼熱感と痛みが引いていき、初めて炎症を起こしていたら冷やせ、という鉄則の重要性を体感する事ができました。

肘を捻った程度だろうと思っていたら、鏡で見たら前側からは見えなかった内出血の跡が腕の後ろ側にはできていて、ようやくこれはヒビが入っているかもと思い、病院へ行きレントゲンを撮ったらやはりヒビでした。
病院で肘のヒビにはコルセットをされましたが、左手の親指の付け根あたりも怪しかったのですが、医師から「整体の仕事をしているなら指は固めないほうが良いですよ」と言われ、そこは固定しないことにしたのですが、でも後から後遺症で痛みは出る可能性はある、とも言われました。

あれから30年経ちましたが、やはり左手の親指の付け根、左肘周辺は痛みが少しあります。
筋肉が硬く凝りやすい状態になっています。

最近、よく自宅の椅子の背もたれの角(角と言っても角張っていなくて丸みがある)に痛む部分(左上腕の後ろ側、肩甲骨の脇の近く、脇の内側など)を押し付けて圧迫して痛みをとっています。手が届かないのでそうするしかないんです。
それが大変気持ちよくて、痛いのですが同時に気持ち良く、いわゆる「イタキモチイイ」感覚ですね。

上腕だけでなく肩関節周辺も痛みがあるので再勉強。以前から紹介している「骨単」「肉単」「脳単」などを読み直してます。

さらに昔購入してあった Janet G. Travell M.D. and David G. Simons の名著Myofascial Pain and Dysfunction ~The Trigger Point Manualを読み進めています。

トリガーポイントマニュアルは日本語版も出版されていますが、翻訳が入るので日本語版は高くなりますので、アメリカに行った時に原著を英語版で購入してきていました。
購入した当時は英語能力がまだまだでほぼ読めなかったのですが、今は骨単シリーズもあり、かつYouTubeで英語の勉強もしていますので以前よりかなり辞書なしでも読めるようになっていて、自分の成長を確認できました。これは自分でも誇らしい。😄
そしてこの本、イラストがまた美しい。やはり美しいものを見るとやる気が増しますね。


余談ですが、iPadでノートを取る時もカラーを増やしたり写真を散りばめると美しさが増すので自分の場合やる気がアップしやすいです。字がもっと綺麗だとさらにやる気が増すんでしょうけど、今は我慢。

さて、今は肩甲帯から上腕、前腕の筋肉、その両端にある腱、靭帯、神経。それらを勉強し直してます。

解剖学の勉強は大事です。

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