腰痛の原因
腰痛、辛いですよね。
私も年齢を重ねるにつれ、腰痛に時々なるようになりました。^_^
腰痛の原因は様々ですが、オステオパシーの観点からは以下のような点を挙げられます。
- 筋肉の緊張度が高い
- 痛みが出やすい動作をしている
- 布団や椅子、職場のデスクなどが合わない
- 内臓の制限、緊張
- 女性の生殖器系の不調、生理の問題
- 腸の汚れが周囲の筋肉に移る可能性がある
- 頭蓋仙骨系(神経や硬膜管など)の問題
- 精神的なストレス
- 事故歴
- 転倒による尾骨・仙骨・坐骨などの問題
- 骨自体の硬さやストレスの問題
- その他
腰痛に対するオステオパシー的アプローチ〜身体は全部つながっている
オステオパシーでは、身体の各部位は皆つながっていて、相互に関係し合うと考えます。
ですから、腰痛の原因が足首にあるかもしれないし、頭にあるかもしれないし、内臓にあるかもしれないと考え、全身を調べながら調整していきます。
女性の場合、子宮や卵巣の不調により、腰痛になる場合が多いです。子宮や卵巣は骨盤内深くに位置し、仙骨、恥骨等に靭帯でつながっていて、腰痛の間接的な原因になる事が多いと言われています。生理による腰痛で寝込むしかなく、這うようにしてトイレに行ったという話もよく聞きますが、腹部へのアプローチで毎回あった生理痛・腰痛が軽減された方も多くいます。
どんな場合でも頭蓋仙骨系は重要
全身を調べて施術を行いますが、頭蓋骨と顔面骨は腰部と仙骨、骨盤等と深部で繋がっているので特に重要で、多くの場合、ここから調整する必要があります。頭蓋骨な歪みや柔軟性の低下は姿勢にも影響していますし、身体の動きにも多大な影響を与えています。
私の場合は腰痛の施術でも、必ず頭蓋骨の調整を行います。
ヘルニアの手術を回避できた方の例
先日、ある男性からご連絡をいただきました。その方は20代の男性で、腰椎の4番と5番に椎間板ヘルニアがあり、整形外科で画像診断により神経を圧迫していることが確認されていました。右足の前脛骨筋あたりに痺れが出ていて、ヘルニアの手術の予約が入っていた方です。
通常はそのような状態ですとお断りすることもあるのですが、いずれにせよ手術はするけど、もし少しでも希望があるならと言うことで依頼されましたので、引き受けることにしました。
体を調べてみたら、頭蓋骨がガチガチに硬く、仙骨も非常に硬い状態である事がすぐにわかりました。もしかしたらこの状態を最初に解放したら、ヘルニアも楽になるかもしれないと思い、オステオパシー施術しました。
施術後すぐは「少し楽な気がする」程度との事でした。
でも「頭はスッキリしている」という事でした。
でもその時点では、やはり足の痺れは変化は起きていませんでした。
しかし、翌朝起きると、足の痺れがなくなっていたそうです。その後も痛みがぶり返すことはなく、ヘルニアの手術の予約もキャンセルしたという報告を受けました。
注:ヘルニアは難しい症状ですので、いつもこのような結果になるとは限りませんし、施術をお断りする事もあります。
全体性を重視、身体をトータルに整えていく
オステオパシーはホリスティックに全体を見ます。
問診をし、その方のプロフィール、怪我や病気などがなかったかなどを聞き、痛みの部位や、どのようにしたら痛みが出るのか、痛みの起きる時間は?、手術や事故などの経験はあるか、過度な運動をしていないか、等々、様々な質問をした上で実際に身体を調べ、不調の原因に対し施術をしていきます。
もし皆様がなかなか腰痛が楽にならない、何度も繰り返すなどの症状でお悩みなら、オステオパシーを試していただく事をお勧めします。
初めてご連絡させて頂きます。
ダウン症9歳の息子がいるのですがこだわりや気持ちの切り替えが下手で困っています
先生のホームページを、みさせてもらっててんかんや自閉の方の事がのっているのですがダウン症はいかがでしょうか❓
お忙しいところ申し訳ありませんがご返信よろしくお願いいたします。
山本様、まだこのWordPressに慣れてなくて投稿に気づかず返信が遅れ大変失礼いたしました。申し訳ございません。てんかん発作や自閉症だけでなく、ダウン症のお子様も勿論見させていただいてます。頭蓋骨と脳の関係が良くなればこだわりが軽くなったり気持ちの切り替えもしやすくなるのではないかと思います。